月のお勉強
月は、私たちの
無意識や感受性、感応性、情緒的 な面を表す。
私たちのあらゆる過去の経験や望み、恐れ、傾向、期待 というものが
この『月』によって表されるのですね。
月は、私たちの”魂”の記憶の管理者。
またその記憶には、今世における私たちの過去の経験だけでなく、過去生からの記憶と経験も同じように含まれるそうです。
私は過去生の記憶を認識していないけれど、
”私の中にある月の中にはそれがあり、そして知らない間に過去生にアクセスしている時がある” という考え方は、なんともロマンがあって素敵だと思います。
私たちは意識することなく太陽を経験し表現することはないけれど、
その一方で、月を通して人生の大部分を過ごしている。
私たちは通常、自分の人生に気を留めることもなく時間の中を通過してます。
その中で経験は 過去 として記憶、蓄積され「現在の出来事の意味を理解するために」それらは参照されているわけですね。
月のおかげで、私たちはパターンを記憶し、習慣が作られ、人生の一部は自動的に過ぎゆくままにさせていくことができる。
良い例えがありました。
”月なしに車の運転をするとしたら、その度にどこにどのように運転するのかを学ばなければならなくなる!”
過去として記憶、蓄積されたものがあるからこそ、今日も当たり前のように運転をすることができるということですね。
無意識にできることというのは、月から来ているもの。
月がよく「素の自分を表す」と表現されるのは
人生の大部分である無意識からの言動を表すからなのですね。
”非常に身近であなたのことをよく知っている人は、太陽ではなく月を通してあなたを理解しているだろう。”
それはつまり、意識しない言動に触れる機会が多いから、ということですね。
『月は太陽の表現に対して形と構造を与える』
”出生チャートの中での太陽と月の間の関係は非常に重要”
意識や理性、論理的な能力を表す太陽
無意識、情動、霊的な本質を表す月
太陽と月の調和的な関係は、私たちの欲求を表現することを容易にし、
また、共同体に属することや他者から心の支えを求めることと共に、
自分の独自性を統合することも可能にする。
これは料理だ。
”太陽と月の間の関係を積極的に受け止めていくことは、意識的自己と無意識的自己を調和させるという生涯にわたる重要な葛藤に取り組んでいくことになる。
だが、それは本当の自己の深い理解と新しい発見へと私たちを導くことにもなるだろう。”
強烈に考えさせられ過ぎて、なんだか頭痛がしてくる。
そして、太陽星座と月星座をコンビネーションで読んで、どう混ぜ合わせるか。
深い理解と新しい発見に繋がる道の入り口を探す。
やはり頭痛がしてくる…w
でもね。
この頭痛も一生ではないはず。
でもちょっとここで思ったのは、
勿論どっちが大事とかではないんだろうけれど、
月星座の性質というのをなんだか大事にしてあげたいな、って。
蔑ろにしてはいけないよな、って。
月の勉強をしてみたら、そう思いました。