霊視と守護霊様の話①

今から10年以上前の話です。
原宿で働いてた時の仲間の紹介で、一度だけ霊視というものをしていただいた事がありました。

表現が正しくないかもしれませんが、田舎の古くからあるとっても立派な古民家といいますかお屋敷みたいなおうちといいますか。
緊張していた為、お部屋の中に入るまでの記憶はほとんどありません。

とてもお年を召されたおじいさんでした。
案内された大きな部屋に入るとそこには、おうちの中に置くにはお寺すぎると思うくらい立派なお仏壇と、木材の良さみたいなものが十ニ分に引き出されていそうな立派な座卓があり、「そこに座ってください」と座卓の前へ案内されました。
(座卓の上には黒い猫さんが座っていて、私という人間の正体を見抜いているかの様な眼差しでジーーっと見つめられた事は覚えています。)
するとおじいさんは、B5サイズのレポート用紙を私に差し出し「ここに名前と生年月日を書いてくださいね」と言い、私は何が始まるんだろうと緊張しながらその紙の1行目に言われた通りの事を書きました。
書いた用紙をそっと差し出すとそこからはもう、何も話さず、何を聞いてくる事もなく、ザザザーっと何かを書き始めました。

突然途中で「あなた、〇〇だね(内容はここでは伏せさせていただきます)だって〇〇だもん(優しい笑顔)」と唐突に言われ、何でわかるの!?どうして!?と、何故か怒りにも似た驚きと共に、何かが崩れた様に泣き出してしまった事を今でも覚えています。

とてもお年を召された方だったのですが、凄まじい速さで文字をどんどん綴っていき、
3枚書き終えると少し一息ついて、書いた内容についての話をしてくださりました。



その時にいただいたB5のレポート用紙は今も私の元で大事に保管しています。
けれど、どのタイミングで無くしてしまったりするかはわからないので、備忘録としてここに残したいと思いました。

ただ、ここまでで十分長くなってしまったので、いただいた内容についてはまた後ほど記述したいと思います。