2022-06-29から1日間の記事一覧

毒親と鬱と社会不適合者の話⑦(片羽の千切れた蝶)

【片羽の千切れた蝶】私が蝶々だとしたら人から見れば蛾に見えるかもしれない。でも私は自分を蝶だと信じてる。でもその羽は、片側の上の部分が少し千切れていてうまく飛べるのかどうか、私にはわからない。でも私は、その千切れた羽できっとうまく飛べると…

毒親と鬱と社会不適合者の話⑥(蛹は羽化する)

【蛹は羽化する】新しい部屋で私は『断薬』する決意と引き替えに『自信を持って引き籠り生活を送る』事を決めました。 偶然のタイミングで、Habboホテルというアバターチャットゲームに激しくハマり、 食べず、寝ず、横にならず、3日間やり続けるほど、夢中…

毒親と鬱と社会不適合者の話⑤(引き籠り生活と断薬)

【引き籠り生活と断薬】私には眩しすぎるほどの青空を最後に家に引き籠るようになった私は、「今度こそ!」と決めた自分との約束を守れなかった罪悪感と生温い生き心地の中で朦朧とした日々を過ごしていました。『起きても起きなくても良い自由』は、忙しく…

毒親と鬱と社会不適合者の話④(薬物と共に)

【薬物と共に】 当時、私は様々な薬を投与されていました。元々、几帳面な部分とそうでない部分の差が激しい私は『毎日同じ時間に決まった量を飲む』事が難しく、飲んだり飲まなかったり。あまり薬の効果を実感できないまま日々が経っていきました。ある時、…

毒親と鬱と社会不適合者の話③(地獄の再来)

【地獄の再来】 『自分の心を何よりも大切にして生きる』事の出来た『高校生の時代』が天国すぎた私には『大人社会』という世界が、地獄の再来の他なりませんでした。 どうやら『大人の社会』では、自分の気持ちを閉じ込める事が正しい事とされていたわけで…

毒親と鬱と社会不適合者の話②(桃源郷 高校時代)

【桃源郷 高校生時代の話】 その後の高校生活は、小学校・中学校の『地獄の時代』とは全く別世界の云わば『天国』でした。今まで見てきた「ドロドロした人間関係」から解放され、イジメの様なモノや、嫌な人間関係を見る事も無くなりました。それは、そもそ…

毒親と鬱と社会不適合者の話①(事変勃発 中学時代)

「はじめまして!」最近の私は、新しく出会う人からはよく「少し変わってるけど、明るくて元気な人!」と言われる事がほとんどです。(”少し変わってる”はココでは必要ないけれど、いつもセットなので念のため正直に記述。苦笑)職場であれば、それぞれ仕事…