浅草寺に行って参りました。

8月9日、浅草寺に行ってきました。

前日の夕方に「そうだ 浅草寺、行こう。」と急に思い立ちまして。

”思い立ったが吉日”という事で、翌朝5時半、目覚まし時計も無しにビゴーンっ!と起きた私はせっせと簡単な身支度を済ませ、気持ちの予定よりも5分遅れの6時5分に家を出発しました。

なぜそんな早くから?というと理由は簡単で、
『人混みが大の苦手だから!』です・・・苦笑

なぜ浅草寺だったかというと、本当は「私自身」が浅草寺に行きたいと思ったわけではないんです。

以前のブログ(霊視と守護霊様の話)でも話したのですが、私についてくださっている守護霊様が190年前に生存していたご婦人で、浅草寺にお参りしてた守護霊様なのだそうです。
なので私が「浅草寺にお参りに行くと、守護霊様は大変喜ばれます」というお話をしていただいてたのです。

その当時は色々と激しい人生の波に溺れていた部分もあったので、”守護霊様”という存在をあまり実感は出来なかったのですが、今振り返ると、当時死んでもおかしくない様な事が多々あったのにも関わらず今日こうして生きれている事や、なんなら素直を取り戻せば取り戻すほど、自分に返れば自分に返るほど、とても平穏に生きられるようになっている事を思うと、なんだか自分の運だけの話ではなく、何かに守られている気がしてならないのです。

どうして昨日の夕方、ふとした瞬間に「そうだ 浅草寺、行こう。」と思い立ったのかはわかりません。
でも、思い立ったその瞬間には行く事を自ら決めた事としていたし、何の迷いも抱かなかったのは、そういった日ごろの感謝の気持ちを自分なりに表したいなという気持ちがどこかにあったからだと思います。



バスに乗り、電車に乗り、地下鉄に乗り。(それはメトロっ!)

到着したのは7時半過ぎ。

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雷門です。
とても静かな仲見世
もちろん、まだシャッターも下りています。

人も居なくはないですが、とても静かでとても心地よかったです。



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宝蔵門です。

実は左上に少し見えていると思うのですが、この時、雲が龍の形をしていたんです!!
「じゃあ写真に撮っておけよ」と言われてしまうかもしれないのですが、なんかこの時、それを撮らない方が良いような気がしたんです。撮っちゃいけないような・・・
なので、さっき雷門を撮ったから写真はもういいかな、と思っていたのですが、今目の前に見えている龍の記憶だけでも残しておきたくて!(すぐ忘れてしまうので・・・)なので少しだけ雲を入れさせてもらって、宝蔵門も一枚だけ撮らせていただきました。


お線香を買いたかったのだけれど、まだ売っている所もあいてないし、どこでどうやって買ったらいいの?と思って困ってウロウロしていると、なんだかとても惹かれるご婦人が私の前を通りかかりました。
私は迷うことなく
「すみません・・・!あの、、お線香を買いたいのですが、どこでどうやって買ったらいいかわからなくて、、教えていただけないでしょうか・・・」
と声をかけさせていただきました。

その品のあるご婦人は、私のしどろもどろな口調を優しく受け止めてくれて、ゆっくり微笑んだ後、お線香のある場所とお線香のお金を置き方を教えてくださりました。

私は「あー。この人に聞いてよかった・・・!!」とすごく温かい気持ちになりながら、心からのお礼を言ってお別れしました。

無事にお線香を手に入れた私は、お線香を置く場所のあるあちこちに行き、お線香を上げて手を合わせて「こんにちは!」と挨拶をして回りました。
(南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)と唱えましょう、と看板?に書いてあったのを必死に覚えたのだけど、一歩あるいたら案の定忘れてしまい、こんにちはとしか言えなかった・・・メモとペンを持ってきたのに!持っている事をすっかり忘れていた・・・)

まぁそんなこんなでお参りとして良いものなのかどうなのかはわからないのですが、”お寺”という場所がどういう場所なのか、仏教というものがどういうものなのか、目の前にある仏像さまが何者なのか、もわからないのが事実なので、何も知らないのに知ってるフリして参拝だけ一丁前にやっても仕方ないので、私にはこういうやり方しかできなかった現実を前向きに受け止めようと思ってます。



お参りをしながら写真をパシャパシャ撮りたくなくて全然写真はないのですが、なんとなく「ん?」と気になった場所があって。
1枚だけ撮らせていただきました。

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九頭龍権現です。

この時は何となく「1枚だけ撮らせてください」と思って撮ったのですが、帰りの電車で見てみたら、ちょうど光が差していたっ!!!

なんだかありがたい気持ちになりました。



散々あちこちにお線香を配り、手を合わせて「こんにちは」と挨拶をし歩きまして。
気付いたら8時半。

お守りを一つ買って帰ろうかな?と思ったのですが、まだ授与場所は開いておらず。

とりあえずどれにしようかな?と表にある見本を見ていたら
「まだ時間前ですけど、お急ぎであればご用意しますよ」
と、何て言うんですかね、売っている人?が声をかけてくださりました。

まだ決めかねていた私は「あ、ありがとうございますっ!汗」と言い、少し恥ずかしくなってしまってその場を離れてしまいました。

どうしようかな、と考えながら、隣の神社にも行ってみました。



そして8時45分。
やっぱりさっき声かけてもらった時に買っちゃえばよかったかな?と思いながらも、普通にちゃんと買おう!と思い直した私は、カラスの声を聞きながら木陰に立って通りゆく人を眺めていました。

9時にシャッターが開いたので、さっきの人を探してその人から購入しました!

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黄色い龍のお守り袋に入っているのと迷ったのだけれど、質問をして聞いてみたら”中に入っているのは同じ”との事だったので、なるべく小さい方がよかったのでコチラにしました。

無事にお守りを購入できて安心した私は、嬉しくなって引く予定のなかったおみくじを引く事にしました。

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吉でした。

うーん。読めない・・・涙

おっ!

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わたし的には大満足な内容で嬉しいですっ!!
ありがたやぁ~!!



さて。そろそろ帰りましょうか!!

と、おみくじを畳んでいると・・・



あっ!さっきの品のあるご婦人さまっ!!!

ご婦人の方も私に気づいてまた優しく微笑んでくれる。

「先ほどは本当にありがとうございました!!!」
私が改めてお礼を言うと、
「良いお参りができましたか?」
とまた優しい微笑みをくれる。

「は、はい!!えっと、、」
とあれこれ話してしまった私の話をただ微笑みながら聞いてくれているけど、私は自分が何を話しているのかもうわかってなくて。
それよりも、このご婦人のこの微笑みに引き込まれていて、このご婦人はどうしてこんなにも優しく品のある微笑みをするのだろう、としょうもない話をペラペラしてしまいながら頭の中ではそんな事を考えてました。

「よかったですね。」
の言葉でハッ!と気づいた私は、改めてお礼を言って、このご婦人とお別れをしました。

しばらく歩いて後ろを振り返ると、ご婦人はもう遠くにいたけれど、私はこのご婦人みたいな優しく品の微笑みが出来る人間になりたいな、とご婦人の後ろ姿を見ながら思いました。



9時を過ぎると段々人が多くなってきました。

私は賑わいだす前に、まだ静かな浅草寺を後にしました。



家に着いたのは11時頃でした。

とても素敵な朝の散歩が出来た事、そして私を見守ってくださっている守護霊様にありがとうの気持ちを形にできた事。
今年の夏の素敵な思い出ができて、良かったです。